2002年度から母子手帳にも記載されるようになった、妊産婦の葉酸摂取に関する記載。ここのところだいぶ周知されてきたようですが、この葉酸、実は妊娠前から妊娠初期の摂取が重要だということを知っていますか?
今回は、葉酸の役割や効果的な摂り方についてご紹介します。
葉酸とは?
葉酸は、ビタミンB群の一種です。
ほうれん草などの緑の葉を持つ野菜に多く含まれるためにこの名前がついたそうです。レバーにも含まれています。
葉酸には次のような役割があります。
■貧血を予防する
葉酸は、ビタミンB12とともに血液に含まれる赤血球のもととなる赤芽球を作っています。そのため、「造血ビタミン」と呼ばれることもあり、葉酸が不足すると貧血(巨赤芽球性貧血)を引き起こすこともあります。
■細胞の分裂・増殖を促す
葉酸はDNAを含む核酸の合成に深く関わっており、細胞の分裂・増殖に欠かせない存在です。不足すると、免疫や消化機能にも影響を及ぼすことがあります。
葉酸が妊娠前に良いとされる理由の1つに、子宮内膜の強化が挙げられます。細胞の分裂・増殖を促すという働きは、着床しやすい子宮の状態に整えることにも有効なためです。
また、妊娠初期についていうと、妊娠7週目までに胎芽(この時期の胎児の呼び名)の脳や脊髄の基礎となる神経管ができあがり、妊娠11週までに胎児の3頭身の形がはっきりしてきます。つまり、活発に細胞分裂・増殖が行われていて、葉酸が必要不可欠な時期だと言えます。もしこの時期に不足してしまった場合、二分脊椎や無脳症といった神経管閉鎖障害が起こりやすくなることが分かっています。これが、母子手帳に葉酸の必要性が記載されるようになった所以です。
ここで、二分脊椎と無脳症とは何かをご説明しましょう。
・二分脊椎とは
生まれつき脊椎の一部が形成されていない状態です。
症状としては、熱い・痛いなどを感じない感覚麻痺、歩きにくい・足が変形するなどの運動麻痺、うんち・おしっこを我慢できないなどの直腸・膀胱障害などがあります。
・無脳症とは
先まれつきの奇形症の一種で、頭蓋骨を含む大脳の大部分と小脳が欠如、退化します。
頭部がいびつな形になりますが、他の器官は問題なく成長することが多いです。時に、眼球が突出・欠落したり、口唇口蓋裂になることもあります。死産となる確率が高く、無事生まれることができたとしても、大脳皮質がないため、永久的に植物状態に似た状態が続きます。
■動脈硬化を防ぐ
葉酸には、動脈硬化の原因となる「ホモシステイン」の血中濃度を下げる働きがあります。
動脈硬化を防ぐことができ、ひいては高血圧や心臓疾患の予防にも繋がります。
■月経前症候群(PMS)の症状を和らげる
PMSとは、月経前のイライラや頭痛、腹痛などの不快症状のことです。葉酸にはホルモンバランスを整える働きがあり、症状を和らげる効果があります。
ここまでで、妊娠前から妊娠初期までの葉酸の必要性がお分かりいただけたと思います。厚生労働省によると、普段の葉酸摂取基準は240㎍ / 日ですが、妊娠中の女性は480㎍ /日となっています。また、妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3か月の間は、食事の他にサプリメントまたは強化食品で1日400㎍ / 日の葉酸を摂るのが望ましいとしています。
葉酸は他にも、例えば授乳期なら、お母さんの母乳からへその緒を通じて赤ちゃんに栄養を届けることができ、成長に必要な細胞分裂・増殖の手助けをします。
妊活中の方から、妊娠、そして授乳中の方まで、意識して葉酸を摂るように心がけましょう。
<h2葉酸の効果的な摂り方
ここでは、葉酸の効果的な摂り方をご紹介しましょう。
葉酸を特に多く含む食材としては、レバー、緑黄色野菜(ほうれん草、枝豆、モロヘイヤ、ブロッコリーなど)、いちごなどがあります。葉酸は水溶性ビタミンなので、熱に弱く、水に溶けやすい性質を持っています。生で食べられるものは、加熱せずそのまま摂りましょう。難しい場合は、煮込むとゆで汁に栄養が溶け出すのでお勧めです。
また、葉酸のサプリメントを活用するのも良い方法です。
ただし、過剰に摂取すると、神経障害、発熱、じんましんなどの過剰症がおこる可能性がありますので、適切にご使用ください。
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