界面活性剤なしでもベジセーフが油汚れに強い理由

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油に強い洗剤とは

毎日のお掃除は主婦にとって時間と労力を必要とするメイン業務と言っても過言ではありません。
一口に掃除と言っても、その箇所や汚れの種類は様々で意外と効果的なお掃除について知らずに何となく・・・で済ませている人が少なくありません。

掃除の箇所でも、主婦が頭を悩ませる場所にはレンジフードや、キッチンのコンロなど特に油汚れが目立つ場所が5位くらいにいくつかランクインしてきます。
油汚れが掃除の中でも敬遠される理由は、時間や労力のわりにほかの箇所と比べ掃除の効果が得られにくいことにあるのではないでしょうか。

スポンジなどで一生懸命こすり洗い、拭き掃除をしても時間がたってしまった油汚れはしっかりこびりついてなかなか落とすことが出来ません。食器用洗剤は油汚れに強いだろうと、コンロや換気扇の掃除に使っていたことがありますが、その効果はいまいち。
歯ブラシや、金たわしなど道具も工夫して掃除してみるもののこれもすっきりとはいかない上に素材を傷つけてしまうこともありました。

色々調べてみると、洗剤の性質や含まれている成分により油汚れに効果的なものとそうではないものがあることがわかりました。
酸性の性質を持つ油汚れに強い洗剤の性質はその逆のアルカリ性
そして油汚れと相性の良い界面活性剤を含むものがファーストチ良いスとして最もよく利用されている洗剤のようです。

界面活性剤って何?

幅広い洗剤や化粧品などにも含まれていて一度は耳にしたことがある界面活性剤ですがこの成分が何故含まれているのか、どのような働きをしているのか、難しい話はあまり知られていません。

何故、界面活性剤が油汚れと相性がいいのかそのメカニズムについて見てみましょう。

界面とは異なる性質を持つ2つの物質の境界を指しますが、この境界面に働いて混ざりにくい2つの物質を結びつける働きをしているのが界面活性剤です。
厄介な油汚れが水洗いや水を含んだもので拭いてもなかなかきれいにならないのは水と油の性質が異なり2つの間にこの境界が存在していることにあります。

界面活性剤の分子は図に表すとマッチ棒のような面白い形をしています。

マッチ棒の頭のような形をしている方が水になじみやすい「親水基」と呼ばれ、棒の部分が「親油基(疎水基)」と呼ばれています。
このような構造をしている界面活性剤は、「親水基」の部分で水分「親油基」の部分で油分とつながり、双方を結びつける働きをします。

界面活性剤を含んだ洗剤を使うことで異なる性質を持ち混ざり合うことがなかった水分と油分を結びつけ浮かび上がらせることで油汚れを除去することが可能になります。
この現象は乳化と呼ばれています。

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界面活性剤の安全性

界面活性剤、と聞くと化学的なものをイメージして環境や人体に良くないのではないかと考える人もいるでしょう。
前項で説明したような働きをするものがまとめて界面活性剤と呼ばれているわけですが、界面活性剤にも様々な種類があり、それぞれ原料が違い環境や人体に及ぼす影響が異なります。

例えば、界面活性剤には天然の成分が由来のものもあります。
食用添加物として使われている乳化剤には大豆や卵黄のレチシンから作られているものもあり、これらは人体にとって無害で安全なものとして扱われています。

これらの天然成分由来の界面活性剤や、古典的な石鹸などに含まれる界面活性成分は環境や人体に対し安全性が高いと言えますが、一方で洗浄力の強化を目的として作られた合成界面活性剤の中には毒性や残存性が指摘され有害とされるものがあるのも事実です。

■ラウリルエーテル硫酸塩・ラウリル硫酸ナトリウム・・・
分子が小さく、経皮吸収されやすい。血液に取り込まれ各臓器に発がん性物質など有害なものを送り込む可能性が指摘されている。
傷の治りを悪くし、毛髪の育成を阻害するほか、白内障など子供の目に障害をきたすなどの影響も心配されている。

■ラルリル硫酸塩・・・
魚介類に及ぼす影響が強く、それらを食することにより人体に対しても胎児毒性や肝臓、腎臓障害を引き起こす可能性があることが指摘されている。

■ラルリル硫酸トリタノール・・・
魚介類への影響が大きく、人体においては皮膚から吸収され皮膚や目、その他粘膜に刺激を与える。発がん性を有するという報告もある。

■エデト酸塩・・・
皮膚や粘膜などへの刺激性、ぜんそくや蕁麻疹などのアレルギー症状の原因となることが指摘されている。経口摂取の場合カルシウム欠乏や腎臓障害、血圧低下を引き起こすことがあると言われている。

■ポリエチレングリコール・・・
皮膚毒性は弱いものの、飲み込むと腎臓障害を起こす可能性がある。純度の低いものには毒性があり、発がん性が指摘されている。

これらは、有害性が指摘されている合成界面活性剤の一部です。

問題は、これらの様々な界面活性剤の安全性が表示を少し見ただけでは一般消費者である私たちに容易に判断が出来ないことにあります。
ドラッグストアなどに行ったときに機会があれば、是非洗剤類の裏面を確認してみてください。
成分の一覧に「界面活性剤」という表記があったとしても「合成界面活性剤」という表記は基本的に見当たらないのではないでしょうか。
そして、多くは見慣れないカタカナの成分名で私たちがそれを見ても人体や環境にとって有害か、無害かを判断することは難しいのです。

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アルカリ性を利用するという選択

油汚れには界面活性剤を含む洗剤とアルカリ性が効果的という話を先にご紹介しました。
何故、アルカリ性が油汚れに強いかというと油汚れがその逆の酸性の性質を持つことに理由があります。

真逆のアルカリ性と酸性が反応すると一種の石鹸のような物質を作り出します。
酸性の油汚れと、アルカリ性が結びつくことでまずは、それらが石鹸化し油汚れとは違う物質に姿を変えます。
そして、石鹸化した物質がさらに新たな汚れを分解するのに効果を発揮します。
この2つの効果によって、油汚れがより落ちやすくなるということがアルカリ性の持つ特徴です。

そして、同じアルカリ性の洗剤にも種類があります。
酸性か、中性か、アルカリ性かはその㏗値によって定義づけられます。
㏗7の中性を中心にそれより数値が低くなると酸性、高くなるとアルカリ性の液性とされます。

アルカリ性の数値はおおよそ㏗8~㏗14 の数値のものを言いますが、この中でも㏗8に近いものが弱アルカリ性、㏗14に近いものが強アルカリ性です。

この数値の違いは洗浄力の違いを判断する上で大切です。
㏗の数値が高い強アルカリ性ほど洗浄力が強く、数値が低いほど洗浄力がマイルドな弱アルカリ性と定義されます。

㏗12以上の強アルカリ洗剤はたんぱく質を分解する力が強く、お風呂のカビ取り洗剤などもこの強アルカリ洗剤に分類されます。
洗浄力が強く、汚れが落ちやすい利点がある一方たんぱく質を分解するということは人の皮膚に対しても強い刺激があり使用の際にはゴム手袋を着用するなど安全な使用に注意を払う必要があります。

弱アルカリ性の洗剤にも様々な種類がありますが合成洗剤以外に、重曹やセスキ炭酸ソーダなども自然由来の弱アルカリ洗剤であることからナチュラル派の支持を集めています。
人や環境にやさしい自然由来の弱アルカリ性ではありますが、重曹が㏗8.2、セスキ炭酸ソーダが㏗9.8であることから、落ちやすい汚れには重曹、少し頑固な汚れにはセスキ炭酸ソーダと使い分けることで掃除の効率がアップします。

アルカリイオン水という洗浄剤

さて、油汚れをきれいにするには水と油を結びつけて汚れを落としやすくする、界面活性剤と酸性である油汚れの反対の性質を持つアルカリ性の洗剤が有効であるというお話をしてきました。

最近の掃除におけるトレンドワードとして「アルカリイオン水」という言葉を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この、アルカリイオン水は主原料が水であり合成洗剤と比較した際の安全性や環境への影響が低いことが注目されナチュラル派のお掃除で活躍の場を広げています。

中には飲料として販売されているアルカリイオン水もあり、こちらは胃腸症状の改善効果や美容効果が期待できるなど健康や美容目的で飲用されるものもあります。

アルカリイオン水はその性質から油汚れの掃除に効果を発揮しますが、アルカリイオン水、と名の付くものはすべて同じと考えて良いわけではありません。
主な原料が水であることは同じアルカリイオン水ですが、実は水を電気分解して作る時に必要な電解質の種類が製品により様々です。

例えばアルカリイオン水を生成するための電解質には次のようなものがあります。

■水酸化ナトリウム…
苛性ソーダとも呼ばれ、含有量が5%を超える製剤は劇薬に指定される。

■水酸化カリウム…
タンパク質に対して強い腐食性があり、毒物及び劇物取締法で劇物に指定されている。

水酸化カルシウム…
劇物指定はされていないが、強塩基であるため、目に入ると失明する危険性がある。

水酸化バリウム…
腐食性があり、劇物に指定されている。

アンモニア水…
金属製品は腐食を受ける。中程度の毒性があり、悪臭を放つ。

水酸化銅…
有害物質表示対象物質。

水酸化アルミニウム…
緑色顔料・青色顔料(ピーコック)に用いられる。

水酸化鉄…
水に溶けない性質で、鉄やさびの成分の1つ。

炭酸水素ナトリウム…
重曹、食品添加物や入浴剤として用いられる。研磨作用がある。

炭酸カリウム…
麺や豆腐などの食品添加物として使用される。陸上植物の灰分中に10~30%含まれている。

水+電解質を電気分解して作られるアルカリイオン水ですが、その電解質の種類や安全性は一概に同じとは言えず、用途によってアルカリイオン水を見極め選ぶ必要があることが分かります。

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ベジセーフというアルカリイオン水

ベジセーフという名前を聞いたことがありますか。
野菜あらいのお水として、健康や環境に良いものを選びたいという人たちからより良い食生活のためのアイテムとして人気を得ています。

元々は、野菜に付着している残留農薬や有害な菌などを取り除き安全性と野菜本来のおいしさのために作られたアルカリイオン水です。
口に入る食品にかけて使うために作られており、特にその原料にこだわり安全性と品質に妥協せず作られていることが特筆すべき部分です。

ベジセーフは人と環境に優しいことにこだわって作られていて、原料に使用されているものは純水と炭酸カリウムだけ。
炭酸カリウムは中華めんや豆腐などの食品製造にも使われる安全性が認められている食品添加物の一つです。
この2つの原料から作られたベジセーフに含まれているものは99.9%の純水とミネラルの1つである0.1%のカリウムだけです。

ベジセーフはアルカリイオン水であることから、野菜を始めとした食品に付着した汚れを除去するのはもちろん、お掃除の際にもその力を発揮します。
ベジセーフはアルカリ性の性質と水を電気分解した際に発生するマイナスイオンの効果で汚れを除去します。

汚れはプラスのイオンを帯びていて、マイナスイオンに吸着し乳化、分離作用が働きます。
乳化については面活性剤の説明でも少し触れましたが、異なる2つの混ざりにくい物質を結びつける作用で、落ちにくい汚れを分離し掃除の効果を高める働きをします。
ベジセーフは界面活性剤を使用しない、ナチュラルな成分でありながら界面活性と乳化と同様の効果を発揮し汚れを落とすことが出来るわけです。

化学的な成分を使わない安全性の高いベジセーフは特に次のような場所の掃除やお手入れに最適です。

 

■ドアノブなどの家具に付着した皮脂汚れ・・・
直接手が触れることの多いドアノブは皮脂汚れだけでなく、健康を脅かす恐れがある菌類も多く付着しています

■キッチンのレンジや蛇口のレバーなど・・・
油汚れの多い箇所代表と言っても過言ではないキッチン。
ベジセーフのアルカリ性とマイナスイオンの効果で油汚れをすっきりお掃除できます。

■キッチンの作業台・・・
調理の際に出る油分はきれいにしたくても、食品を扱うため、残るような洗剤の使用は控えたい箇所です。

■冷蔵庫・・・
きれいなように見えて細菌類の宝庫と言われている冷蔵庫。
食品を保管しておく場所なので安全な方法で常に清潔を保っておきたい場所です。

■テレビやエアコンのリモコン(直接吹きかけずベジセーフを含んだ布で拭く)・・・
リモコン類もまた多くの人の手が触れる箇所で皮脂汚れだけでなく細菌類がたくさん付着しています。ベジセーフを含んだ布で優しく拭き掃除することで清潔を保つことが出来ます。

■電子レンジ・・・
開け閉めや操作を行う表面の皮脂汚れから、食品を扱う庫内の汚れまでベジセーフ一つでお掃除が可能です。

■子供のおもちゃ・・・
吹きかけた後、数秒でただの水に還元されるベジセーフなら小さな子供が使うおもちゃのお手入れにもぴったりです。

■ペットゲージ内やおもちゃなど周辺の清掃・・・
色々なものを口にしてしまう可能性のあるペット周辺のお掃除にも、ナチュラルな成分のベジセーフなら心配なくお掃除することが出来ます。

■お風呂場・・・
皮脂汚れの混ざった湯垢が発生するお風呂場の掃除にもアルカリ性のベジセーフが活躍します。水垢には逆に酸性の洗剤が有効なためお風呂場にはダブル使いがお勧めです。
いずれもベジセーフを使ってきれいに拭き掃除した後乾いた布で拭き上げて仕上げてください。

逆に、革製品や貴金属、白木や漆塗などアルカリ性の物質シミの原因になるなど使用できないものもあるため、判断が難しい場合には使用を避けるか、目立たない箇所で試してから使うことをお勧めします。

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まとめ

せっかく時間と労力を使って行うお掃除や身の回り品のお手入れなので効果的に行いたいと思う人はたくさんいるでしょう。

お掃除に効果的な合成界面活性剤などを含んだ便利な商品もたくさんありますが、使う場所によっては人体への安全性や環境へのやさしさも配慮する必要性があります。
そのような場所のお掃除には、ナチュラルな原料を使って人と環境にやさしく作られたアルカリイオン水であるベジセーフを是非一度試してみてください。

きっと、きれいと安心、どちらもあきらめないお掃除が手に入るはずです。

もっと詳しく! 食材洗い専用のお水『ベジセーフ』

「ベジセーフ」は、野菜などの食材を洗うために開発された洗い水です。

「純水」と食品製造にも使用される「炭酸カリウム(かんすい)」を”イオン交換膜”にて従来の生成方法よりも長時間丁寧に電気分解し「純水」と「カリウム」に。手肌へのやさしさも残しながら洗浄力を高めることに成功しました。

さらに、人体に有害とされる合成界面活性剤を一切含まず、油分と水分を混ぜ合わせる効果 (界面活性効果)をもつため、スプレーを吹きかけるだけで、野菜に付着した残留農薬やホコリ展着剤などの汚れを素早くベジセーフが取り込み、物体の表面から分離させることができます。

ベジセーフの使い方「まとめ洗い」「スプレー洗い」

『スプレー洗い』と、希釈して使う『まとめ洗い』ができるため、1個洗いから大量洗いまで対応できます。食品の汚れ落としだけでなく、「アク抜き」や「鮮度保持」としても効果を発揮し、毎日のお料理をサポートいたします。

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ベジセーフ〜安全試験の結果

ベジセーフの安全性を第三者機関「一般財団法人・日本食品分析センター」で試験しました。
①成分試験 ②皮膚安全試験 ③栄養分の流出試験

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服部栄養専門学校〜服部幸應先生

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