身近な危険物質・・・カット野菜の漂白にも使われている【次亜塩素酸】の危険性を探る!

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最近、ある家電メーカーから次亜塩素酸の空気清浄機が発売されました。

次亜塩素酸はインフルエンザウイルスに対して有効な消毒薬の1つですが、毒性を考えると決して安全であるとは言い切れないのが実情です。

またカット野菜の漂白にも使われている次亜塩素酸ですが、その安全性の是非と同時に近年はトリハロメタンという発がん性物質まで発生する可能性があることが分かっています。

それでは、次亜塩素酸とはなんでしょうか?なぜ危険と言われているのでしょうか。

 

次亜塩素酸とは?

ウイキペディアによると次亜塩素酸(じあえんそさん、英: hypochlorous acid)は塩素のオキソ酸の1つで、塩素の酸化数は+1です。

組成式では HClO と表されますが、水素原子と塩素原子が酸素原子に結合した構造 H-O-Cl を持つ。不安定な物質であり、水溶液中で徐々に分解します。

次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤、漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される、とあります。

その通りに日本でも一般に広く普及しているキッチン用や洗濯用の漂白剤が、家庭用・業務用に関わらず多く普及しています。

また、室内用のウイルス除去剤には(二酸化塩素・亜塩素酸)が使用されています。

首からかけるタイプのウイルス除去剤の成分は、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)と塩酸(HCl)などの酸性物質から生成される二酸化塩素(化学式:ClO2)を用いているとあります。

 

●トリハロメタンとは●
トリハロメタンとは(トリハロメタン、Trihalomethane、THM)は、メタンを構成する4つの水素原子のうち3つがハロゲンに置換した化合物の総称であり、溶媒や溶剤などとして利用されています。

代表的なものにクロロホルム (CHCl3) があります。

代表的なトリハロメタンにはフルオロホルム、クロロジフルオロメタン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム、ヨードホルムなどがあります。

中でもクロロホルムとブロモジクロロメタンについては、発がん性や催奇形性が疑われる環境汚染物質として取り上げられることが多い物質です。

 

●専門家からの懸念●

次亜塩素酸ナトリウムを吸入することに関して、その危険性を疑う専門家もいるようです。

ある大学病院薬剤部の薬剤研究者は、例えばインフルエンザ対策においては、感染経路として飛沫感染のみならず、近年関与が否定できないとされている空気感染(飛沫核感染)のリスクも考慮する必要はあるものの、空気中の噴霧消毒は意味がないだけでなく、危険であることを、指摘しています。

医薬品、医療器材の微生物汚染とその対策や消毒薬、抗菌薬の抗菌効果と適正使用を専門とするその専門家のもとには、感染症対策に関する多くの相談が持ち込まれます。

保育園からの相談は、超音波加湿器による室内空気の噴霧消毒の是非です。

現場に行ってみると、強アルカリ性消毒薬の次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする哺乳瓶消毒剤の希釈溶液を超音波加湿器に入れ、園児のいる保育室空中に噴霧していました。

理由は「インフルエンザ予防のため」。

 

確かに、インフルエンザウイルスに対して次亜塩素酸ナトリウムは有効な消毒薬の1つですが「毒性を考えると、噴霧は非常に危険と思われ、すぐに止めてもらいました。」と研究者は言います。

「消毒剤と加湿器がセットになっている商品も売られているようですが、噴霧してどれほどの効果があるかは疑問だし、何より人体への悪影響が心配されます。基本的に消毒剤の噴霧は望ましくありません。」と注意を呼びかけたそうです。

「もしインフルエンザ感染予防のために室内消毒するのであれば、次亜塩素酸ナトリウムと同じくインフルエンザウイルスに有効で、毒性は低い消毒用エタノールを使ってテーブルなどの上を清拭するのは効果があると思われます。」としています。

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●韓国の「加湿器殺菌剤」事件●

また空気清浄機での健康被害と聞くと、この事件のことが記憶にあたらしい方も多いのではないでしょうか。

背景には人体に影響があるということへの検証不足などの企業や専門家の過信があったようです。

 

加湿器の消毒・殺菌に使われる殺菌剤は、皮膚に塗った場合は無害と証明されていても、呼吸器に吸入された場合に無害かどうかは証明されていませんでした。

人体に安全と言われていましたが、実は吸い込んだ時に呼吸器に毒性があったのです。

この加湿器を使用したことにより2006年頃、韓国で肺疾患によって、子供や妊産婦を中心におよそ100人が死亡(死者170人、重軽症者1500人)するという痛ましい事故が発生しました。

人災とも言える政府と行政の対応の遅れによって被害が拡大したことで、大型フェリー沈没事故になぞらえて「家庭でのセウォル号」事件とも呼ばれました。

しかし、現状は検察と警察による捜査は迅速に行われず、被害者の3割以上は公訴期限が過ぎており、公訴されていない企業もあるそうです。

 

これらの事実を踏まえると、「加湿器殺菌剤」などというものは、この世に存在しなかったことがわかります。

PHMGとPGHは、当時広く使われていた殺菌剤で、人体の皮膚に毒性が比較的少なく、様々な用途で使われていました。

しかしPHMGは、人間の肌に触れる殺菌剤としては十分な研究結果があり、人体に使用できると許可されていましたが、加湿器に入れて呼吸器に噴霧した場合、

人体にどのような影響を与えるのか分かっていなかったのです。

振り返ってみれば、その物質がそれまでいくら安全とされていても、吸収方式が異なる場合の研究は再びなされなければいけません。

PHMGを呼吸器に使用するために依頼を受けた科学者たちも一様に「安全性は確答できません」と答えました。

 

しかし、科学者ではなく、開発者と販売者、そして許可を出した政府の官僚は、そうは考えなかったのです。

「PHMGという物質が今まで使われていたのなら、加湿器殺菌剤に使えない理由があるだろうか。安全である」。

このような簡単なプロセスで、恐ろしいことに、韓国は加湿器殺菌剤が許可され、使用される唯一の国となったのです。

そして、加湿器が広く使われ始め、健康への関心と呼吸器疾患への脅威が社会的に叫ばれました。

 

すると加湿器殺菌剤を製造・販売している企業は、すでに許可を受けた製品の宣伝に熱を上げます。

「加湿器は、少しの間掃除しないだけで湿度が高いので細菌が簡単に繁殖します。加湿器の水蒸気は直接人体に吸い込まれるので、この製品を使わないと、

<あなたは細菌を吸っているのと同じです>

<人体に安全な成分を使用して、子供にも安心>である」と。

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今思えば背筋が凍るようなフレーズですが、この宣伝は人々に呼吸器疾患の不安をあおり、加湿器殺菌剤を使う安心感を与えました。

この過程で、世界に類を見ない市場が開拓され、2011年に販売禁止になるまで、新型インフルエンザなどの好材料を背景に年間60万個が売れました。他の国では1個も売れない間に起きたことです。

 

その結果は、みなさんもよく知られている通りです。

政府が認定しただけでも95人が死亡し、300人以上が生涯にわたる後遺症を患いました。

被害は今でも現在進行形なのです。

そして、発生から6年の経過も深く絶望的です。

驚くべきことに、この製品を許可した政府が2012年に加湿器殺菌剤が安全だという虚偽表示をしたという理由で、製造者の韓国籍企業など4者に、課徴金5200万ウォン(約482万円)を課したのが現在までになされた処罰の全てなのです。

被害規模と生存者の苦しみを考えると、一般的には全く納得のいかない金額です。

 

情報に振り回されない

ここで触れたいのは、被害者となった加湿器殺菌剤を使った人々には、どのような心理状態が働いたのかということです。

加湿器殺菌剤を製造した企業を加害者と想定してみると、被害者と想定できる消費者側に、空気清浄機を使っていることによるカビの可能性を示唆して不安を煽り、加湿器殺菌剤を使うことに成功させています。

ここで、PHMG(ポリヘキサメチレングアニジン)とPGH(塩化エトキシエチルグアニジン)という名前を聞いただけでも、一般的な人なら少し警戒するはずです。

なぜなら従来の殺菌効果のあるものや消毒剤には、吸い込んだら危険であることや、呼吸器の障害や喘息を促進するという懸念があるからです。

それを、人が吸い込む可能性があるということは、人体への影響は、言わずもがななのです。

 

そこで被害者になってしまった人の原因に、CMで流れていたり、雑誌に載っていたり、知り合いが使っていたりして、ウイルスに効果的という、企業への信頼をもとに良い部分のみを鵜呑みにして使用してしまったことにあります。

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的確な情報をつかむことの大切さ

私たちには未来へ命をつなぐものとしての使命がありますから、そういった未だ人体への影響が未知である物質への懸念は、ますます増える一方です。

しかし何が安全で、何が危険なのか、私たち一般の消費者が詳しく知りうることは、簡単なことではありません。

そのためには、常に疑う姿勢でいるというよりは、自分の知識を常にアップロードすることが良いでしょう。

アップロードするということは、その筋の専門家の意見に常に耳を傾け、それ以外の情報も収集しながら自分の中の常識の軸を少しずつ更新していくという感覚です。

 

「癒す心・治る力」で自然治癒力の影響とオーガニックな考え方を一般的にし、長生きの知恵として細胞レベルの酸化を防ぐことなどを提唱し一躍有名になった薬物植物の世界的な権威であるアンドリュー・ワイル氏は、すでにこれから健康への害が懸念される化学物質をいくつか挙げています。

そうやって、常に先端で自らの知識をアップロードし続ける専門家の意見に耳を傾ける事も、時には大切なことかもしれません。

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安全にウイルス除去できるものはないの?

それでは、安全にウイルス除去できるものはないのかというと、アルカリイオン水という方法があります。

このアルカリイオンの力で汚れを落としたり、除菌できたりするわけですが、「インフルエンザやノロウィルスに、このアルカリイオン水が効果があるのか?」

というのがポイントになります。

ベジセーフはph12のアルカリイオン水です。

このレベルのphのアルカリ性は、どちらのウィルスに対しても、感染性を無くすことができる(不活性化)ようです。

(※ペーハー値が高いほど低いほど酸性、高いほどアルカリ性)

ただ、不活性化するまでに数分程度時間がかかるということなので、もしインフルエンザやノロウィルスが流行っている時期にウイルス除去という目的で使用される場合には、ベジセーフをかけてから洗い流すまで数分間置いておくという方法がベストです。

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なぜベジセーフは安全なの?

普段よく口にする15種類の野菜や果物について、「それらを洗った後」のベジセーフの液中に含まれる成分を検査した結果、「農薬を落とすことできていること」がわかりました。

葉野菜はえぐみが取れて食べやすくなるようです。

 

それではなぜ「ベジセーフ」は安全なのでしょうか?
ベジセーフの成分を検査したところ、水のほか「カリウム」が0.117%含まれていることが明らかになりました。

栄養成分の中には、1日あたりの「食事摂取基準耐用上限量」が定められているものがありますが、カリウムはその制限がありません。

また、1日当たりの適性摂取量を定めた「栄養素等表示基準値」では、カリウムは2800mgとなっており、ベジセーフ自体が身体に悪影響のない成分だけでつくられていることがわかりました。
※カリウムは、正常な血圧を保つために必要な栄養素です。

※栄養素等表示基準値:
食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)により定められている、国民の健康の維持増進等を図るために示された性別及び年齢階級別の栄養成分の摂取量の基準(食事摂取 基準)を性及び年齢階級(18歳以上に限る)ごとの人口により加重平均した値。

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食品本来の状態にもどす「ベジセーフ」

また、ベジセーフにはベジセーフは食品に含まれる化学物質や農薬を取り除き、野菜や食品が持っている本来の状態に戻します。

水に浸す必要もなく、さっとスプレーするだけ。イオンの力で野菜の表面に付着した残留農薬や展着材などの薬剤を取り除きます。

野菜や果物などの栄養を損なう心配がありません。

もちろんキッチン回りやおもちゃにも、洗剤を使いたくない場所の掃除にもお使いいただけます。

化学物質・有害物質不使用
99.9%の純水と0.1%のカリウムだけでつくられた、人にも自然にもやさしい水、それがベジセーフなのです。

もっと詳しく! 食材洗い専用のお水『ベジセーフ』

「ベジセーフ」は、野菜などの食材を洗うために開発された洗い水です。

「純水」と食品製造にも使用される「炭酸カリウム(かんすい)」を”イオン交換膜”にて従来の生成方法よりも長時間丁寧に電気分解し「純水」と「カリウム」に。手肌へのやさしさも残しながら洗浄力を高めることに成功しました。

さらに、人体に有害とされる合成界面活性剤を一切含まず、油分と水分を混ぜ合わせる効果 (界面活性効果)をもつため、スプレーを吹きかけるだけで、野菜に付着した残留農薬やホコリ展着剤などの汚れを素早くベジセーフが取り込み、物体の表面から分離させることができます。

ベジセーフの使い方「まとめ洗い」「スプレー洗い」

『スプレー洗い』と、希釈して使う『まとめ洗い』ができるため、1個洗いから大量洗いまで対応できます。食品の汚れ落としだけでなく、「アク抜き」や「鮮度保持」としても効果を発揮し、毎日のお料理をサポートいたします。

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ベジセーフの安全性を第三者機関「一般財団法人・日本食品分析センター」で試験しました。
①成分試験 ②皮膚安全試験 ③栄養分の流出試験

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服部栄養専門学校〜服部幸應先生

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