新元号「令和」が決まり、平成も終わりに近づきつつありますが、時代と時代のつなぎ目を体験することはなかなか味わうことができない珍しい時間ですね。
筆者が覚えている昭和から平成に入るの間の思い出は、テレビ番組が繰り返し昭和という時代を振り返った映像を流していたこともありレンタルビデオ屋さんが大変に混み合ったことです。
その時代のことはその時代に流行した食べ物を見てみると分かるかもしれません。
ここで平成という時代が一体どんなものだったのか、とりわけ皆さんの大好きなスイーツで振り返って見ることにしましょう。
●ティラミス
平成に入ってすぐに流行し、現在までに安定した人気を誇るティラミスですが、実は昭和61年に本格的に流行する前に、すでにとあるファミレスによって発売されていました。
しかし当時マスカルポーネチーズが安定して供給できなかったこともあり、その流行は途切れました。
そして、昭和63年(1988年)不二製油から植物性のフレッシュタイプのチーズ風味素材「マスカポーネ」が開発販売されると事態は一変。
トレンド雑誌がこれまで馴染みのなかった「ティラミス」大特集を掲載。世間は飛びつきました。
その5月「デニーズ」は、コーヒーを沁み込ませたスポンジとマスカポーネクリームを交互に重ね、ココアパウダーをかけた現在の「ティラミス」の原型ともなるものに一新、新発売しました。
そして「ティラミス」はケーキ屋や カフェやなどに爆発的に広がっていったのです。
● 第1次タピオカブーム
現在のミルクティーと黒タピオカのブームとは異なる、白くてちっちゃいタピオカ(タピオカパール)にココナッツミルク(杏仁ミルク)を入れた、スプーンで食べるエスニックなデザートとして、初めて日本に登場。
バブル後半はエスニック料理ブームで、90年代前半に本格的タイ料理レストランやマンゴープリンを出す香港飲茶発祥の点心の店などのデザートにも必ずココナッツミルクのタピオカがありました。
現在ではあまり見かけなくなりましたがこの第1次タピオカブームとも言えるタピオカパールブームはエスニックブームの延長でトレンド雑誌もてはやし系のトレンドの一つと言えるでしょう。
● 第2次タピオカブーム
平成4年にタピオカが話題となり、20年には本場台湾から快可立(Quickly)、EasyWay などのタピオカティーブランドが日本に上陸し、コンビニなどでも飲料メーカーがタピオカドリンクを販売して再ブレイクしました。
さらに後の平成30年、春水堂(チュンすいたん)、貢茶(ごんちゃ)、ジアレイルージャオシャン(鹿角巷 )など台湾のタピオカミルクティーの本家が軒並みオープン。
以前のタピオカパールと違い、黒タピオカの大きくてモチモチの食感、独自のストロー、インスタ映えと相まって老若男女に関わらず再ブレイク中です。
●ベルギーワッフル
昭和61年、梅田にベルギーワッフル専門店の元祖「マネケン」がオープン。
同年に新宿にも開店し買い求める人で行列ができました。
平成9年にはマネケン創業者が本国ベルギーから勲章をもらい、ベルギーワッフルが世間から注目され、専門店がいくつも誕生し、ついにコンビニにも登場。
新宿のお店はなくなってしまいましたが、関東に数店舗を展開し今ではコンビニのパンやドーナツと並び定番化した感があります。
●シナモンロール
アトランタから東京に上陸したフロストシュガーのシナモンロール専門店「シナボン」が新宿や吉祥寺で2時間待ちの行列に。
思えばこれが「上陸系スイーツの行列の元祖」と言えるのかも知れません。
当時すでにシアトルコーヒーショップチェーンではシナモンロールが出回ってはいましたが、この年からコンビニやデパ地下のベーカリーで「シナモンロール」が多く商品化されました。
映画「かもめ食堂」で登場したシナモンロールの作り方がじわじわと広まったことも手伝って、そのうちシナモンロールが定番商品と化したパン屋さんもあったようです。
●パンケーキ
ブログを綴っていたパンケーキ愛好家が、専門店「パンケーキママカフェVoiVoi」を東京・三軒茶屋に開業、パンケーキブ―ムの走りとなりました。
その後20年にリコッタチーズのパンケーキ「bill’s」が上陸、22年にはハワイアンパンケーキの「エッグスンシングス」が日本初出店を果たし大行列店となり、パンケーキブームを牽引。
23年には原宿に個人店「レインボーパンケーキ」が開業し、スフレタイプのパンケーキが人気となるきかっけとなり、時代は「ホットケーキ」から「パンケーキ」とその呼び名が変貌し、パンケーキは単なるブームに終わらない、国民的なスイーツとして定着するようになりました。
●第1次ロールケーキブーム
平成15年、「TVチャンピオン」のケーキ職人選手権大会で何度も好成績を収めた小山進シェフの「エス コヤマ」が兵庫県・三田市にオープン。
番組でも取り上げられたロールケーキの1本売りを求め、店舗は連日大盛況。
予約が1~2か月待ちと話題になり、以降各地で1本売りのロールケーキを扱う店が全国に広がりました。
同じく平成15年に設立されたモンシェールの「堂島ロール」は最盛期1日10000本の本数を売り上げていたそうですから、かなりの販売本数ですね。
現在ではケーキ屋さんやパティスリーでも定番商品となりました。
●第2次ロールケーキブーム
コンビニロールケーキからはじまった、コンビニスイーツの競争が激化。
ひと巻ロールケーキのブームから遅れること3年、ついにローソンでカットされスプーンで食べるひと巻きロールケーキが販売されました。
生クリームのフレッシュさにこだわった味はコンビニスイーツの枠を超えて絶賛され、各社も追随します。
21年はコンビニ各社の売上高は前年比微増という厳しい環境の中、スイーツだけで好調に推移したといいますからすごい反響です。
お持たせ用のギフトバッグも登場します。
ロールケーキ、シュークリームなどチルド洋生菓子は、コンビニ各社が展開するオリジナルブランド商品が人気を集め、コンビニのスイーツ全体の売り上げの過半数を占めるほどに成長したほどです。
この年からコンビニスイーツが本格多様化し、競争も激化しさらに高品質化します。
これまでは、コンビニスイーツ市場は、意外にも男性優位市場でしたが、高品質化によりデパ地下や洋菓子店を利用していた女性客をとりこむようになりました 。
いかがでしたでしょうか?
こうして振り返ってみると懐かしさとともにお腹が減ってきますね。
スイーツの中ではあなたならどんなものをベストセラーに選ぶでしょうか?
時代と共に変わりゆく流行の食べ物として今回はスイーツをご紹介しましたが、流行の背景には市場や経済、メディアなどの発展も大きく影響しているのがわかります。
次の時代にはどのような流行が巻き起こるか、楽しみですね。
日々の健康管理に「ベジセーフ」
スイーツを美味しく食べるために、日々の健康管理や栄養管理はしっかりしておきたいですね。
実は野菜やフルーツに付着した農薬は、家庭の水道水だけでは落としきれずに残留するものがあります。こういった農薬や汚れをきれいに落としてくれるのが、野菜洗い専用水の「ベジセーフ」です。
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