老若男女、家族みんなで乳酸菌!!

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乳酸菌の飛躍

最近、テレビのコマーシャルや雑誌、スーパーやドラッグストアなどでも「乳酸菌」という言葉をよく見聞きしませんか。

その乳酸菌は今から160年以上も前の1857年、醸造会社からの依頼でアルコールの酸化原因を研究していた際に発見されたものです。
いつの頃からか乳酸菌といえばヨーグルト!のイメージでしたが、今はサプリメントやチョコレートなどのお菓子類、乳酸菌入り飲料も多種多様でていますね。

キッズプレートなどによくついてくる小ぶりな爽やかドリンクだったり、缶コーヒーや甘酒だったりビールにまでも。

先日はスンドゥブチゲスープの素でも「乳酸菌入り」を見かけました。

 

飲食物だけでなく、アンチエイジングの化粧品などにも入っている乳酸菌。

そのパワーは今後ますます増大していくのではないでしょうか。

企業や大学、様々な研究者や機関が連携して、乳酸菌の力を多種多様なものに取り入れながら、更なる研究も進んでいます。

そんな乳酸菌の、今現在で知られている様々な効果・効能をご紹介します。

 

乳酸菌とは

乳酸菌は炭水化物などの糖類を消費し(食べて)乳酸を作り出す細菌の総称で、生物の腸内にすむ有害な菌・雑菌の繁殖を抑えてくれるので、腸内バランスが整い健康促進に役立ちます。

赤ちゃんの腸内には沢山の乳酸菌が存在しています。

これは人間の赤ちゃんだけでなく、動物にも言えることで、抵抗力の低い小さな体を雑菌や病原菌から守る働きをしているのです。

人間の赤ちゃんの腸内細菌は、ママのおっぱいを飲み始めた頃から一気に増加し、24時間後には1gあたり1000億個以上にも達するのです。

我々人間は、生まれてから外部の世界と接触しながら、こうした無数の菌たちと接触していくことになるのです。

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乳酸菌の種類は多種多様で、数百種類以上も存在しており、人や動物の腸管以外に漬物など一部の発酵食品や牛乳・乳製品、自然界にも存在しています。

 

また、生息場所が主として人や動物の腸管であるビフィズス菌は、かつては乳酸菌の仲間とされていましたが、乳酸の産生量が50%に満たないこと、産生する物質が“乳酸”と“酢酸”であることから、現在は乳酸菌とは違う分類がなされています。

乳酸菌は小腸にもいますが、ビフィズス菌は大腸にだけ棲みついているのです。

しかし、ビフィズス菌は乳酸も産生していますので、ここではビフィズス菌も含めて代表的なものをみてみましょう。

 

代表的な乳酸菌

【BB536株】

便秘の改善や免疫力アップ、花粉症の症状緩和にも効果が期待されており、日本で初めてヨーグルトに使われたビフィズス菌で、消化液に強く生きたまま腸に届きます。

【BE80株】

お腹の膨満感を改善し、食物の腸管通過時間を短くしてくれるので便秘が解消し、こちらも生きて腸まで届きます。
【LB81乳酸菌】

“サーモフィラス菌1131株”と“ブルガリア菌2038株”を組み合わせたもので、便秘の改善とそれによる肌荒れ改善の効果も確認されています。

【シロタ株】

抜群の整腸効果と、花粉症の症状が和らぐ効果もでている他、病原性大腸菌O-157の定着を防いでくれます。
また、大腸がんや膀胱がんの発がんリスク低減の可能性も見込まれており、生きて腸まで届きます。

【LGG菌】

花粉症の鼻づまりやインフルエンザウィルスによる症状の軽減、子どものアトピー性皮膚炎の発症率が低下するとの効果も確認されており、世界中で最も研究が盛んに行われている乳酸菌です。

菌自体が絨毛で覆われているため腸管に付きやすく、生きて腸まで届きます。

【SBT2928株】

生きたまま腸まで届き、病原性大腸菌O-157の感染リスクを抑制します。

【ガセリ菌CP-23株】

自立神経を通して脳に働きかけ、腸の働きを正常にします。

 

……と、様々な種類が発見されている乳酸菌。

乳酸菌の種類は何百にもあがりますが、その形状によって大きく3種類に分けることができます。

らせん状のらせん菌は「ビブリオ」、棒状の桿菌は「バチルス」、球状の球菌は「コッカス」と呼びます。

 

多種多様に及ぶ乳酸菌は、その他にもいくつかの分野で分類されています。

①動物性乳酸菌:動物性由来の乳製品に含まれる乳酸菌です。

②植物性乳酸菌:植物由来の漬物などの発酵食品に含まれる乳酸菌です。

③ホモ乳酸菌:乳酸のみを生成する乳酸菌です。

④ヘテロ乳酸菌:乳酸以外のビタミンCや酢酸などを生成する乳酸菌です。

 

健康の源、第二の脳

免疫力の向上に肌荒れ改善、花粉症やアトピー性皮膚炎の軽減などにも関与している乳酸菌ですが、腸内環境を整えるということで、腸についてみてみましょう。

 

「腸は健康の源」といわれています。

腸はホルモンバランスや自立神経の働きにも連動しており、体内時計の働きにも影響を与えていることが分かってきています。

体内時計の良いリズムは、良質な睡眠のためには非常に重要です。

≪腸内環境が整う→消化・吸収・代謝・分解の力がアップし、栄養補給がスムーズにできる→睡眠の質が高まり、新陳代謝がよくなる→疲労回復効果もアップ→ストレス解消力もあがり、精神衛生向上にも繋がり免疫力もアップ→薬・医者いらずの健康体になっていく≫

このように、人間の体の健康について順番に考えてみると、腸が土台となっているのです。

健康の土台である腸が元気でないと、全ての健康はあり得ない!といえるのではないでしょうか。

 

腸内環境を整える乳酸菌で免疫力もあがるのですね。

人間にとって大切な免疫力。

免疫細胞の60%が集中している腸を健康的に保つことで、免疫力を高めることに繋がります。

そう、腸内細菌が私達の健康に深く関係しているのです。

 

腸管における腸内細菌の集まりを「腸内フローラ」といいますが、それは生活習慣によって変化します。

そのため、腸内フローラは十人十色で、指紋と同じく全く同じという人はいないのです。

また、肥満や老化とも関係しており、国民の1/2が患うといわれているがんや糖尿病、高血圧や動脈硬化など様々な病気にも関わっていることが分かっています。

乳児期に形成された腸内フローラは、生涯変わることがないともいわれており、赤ちゃんがこの世に生まれてからわずかな期間で決まるともいわれています。

赤ちゃんと密に接しているママとしては少し身構えてしまうような話ですが、腸内環境は2~3歳までは立て直せるといわれていますので、まずはママが乳酸菌をしっかり摂れるといいのではないでしょうか。

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その他にも、「腸は第二の脳」ともいわれています。

私たちの心や感情に大きな影響を与えているものは、脳内の神経伝達物質です。

その神経伝達物質のひとつとして有名なセロトニンは、安定した精神を保つのに必要ですが、その95%は腸で作られます。

セロトニンを含めた神経伝達物質は、脳内の情報伝達に必要なもので、安定して分泌されることで脳機能や精神の安定に繋がっているのです。

神経伝達物質のもとを作る働きをするのが腸内細菌で、腸内の環境がよければ神経伝達物質は沢山作られますし、悪ければ不足してしまうのです。

このような腸と脳の関係性は、腸脳相関と呼ばれています。

 

そんな人間の腸内には、大きく3種類の細菌が棲んでいます。

メディアでも多く取り上げられるようになったので、この3種類をご存知の方も多いのではないでしょうか。

①善玉菌:消化吸収を助けたり免疫力を高めたりと、身体の健康を維持するために働きます。

②悪玉菌:善玉菌とは逆で、病気の元になったり感染しやすくなったりなど、身体に悪影響を及ぼします。

③日和見菌:特に良い働きも、悪い働きもしません。

人それぞれ腸内環境が違いますが、その腸内細菌の総量はそれぞれほぼ一定に保たれていますので、善玉菌が増えれば悪玉菌は減り、総体的なバランスに変化はありません。

よって、この腸内の菌のバランスが大切なポイントになります。

 

プロバイオティクスという言葉はご存知でしょうか。

乳酸菌はプロバイオティクスとしても注目されています。

プロバイオティクスとは、腸内細菌のバランスを改善し、健康によい影響を与える“微生物”のことです。

菌を殺して体を守るのはアンチバイオティクス(抗生物質)ですが、その反対に体によい菌を増やすことで健康を守ろうとする考え方から生まれたのがプロバイオティクスです。

乳酸菌で病気の予防や体質改善を行い、健康促進に役立てようという動きや研究が進んでいるのです。

 

動物性と植物性

乳酸菌というと、ヨーグルトを代表とする乳製品を連想する方も多いかと思いますが、これは動物性乳酸菌です。

主に乳製品であるヨーグルトや牛乳、チーズなどに多く存在しており、乳製品にある乳糖が元になっています。

主に乳糖を体内で乳酸に変え、それを養分として増えていきますし、乳酸菌が作る乳酸にはカルシウムの吸収を促す働きも認められています。

また、直接的に腸内を刺激して免疫力を高め、整腸作用も高めてくれるのです。

しかし、ほとんどが胃酸や熱に弱く、他の細菌との共存はできない動物性乳酸菌は、腸まで到達せずに分解されてしまいますが、分解されてしまった菌も植物性乳酸菌の餌となり活性化させる役割があります。

肉類だと生ハムなど、魚類だと鱒寿司やアンチョビなどに存在しています。

動物性乳酸菌を増やす効果のあるオリゴ糖などの食材と摂るとよいでしょう。

 

そして、植物性乳酸菌。

漬物や味噌などの発酵食品に含まれる乳酸菌で、日本では昔からよく食卓に並んでいた食品の中に存在していたため、日本人の腸とも相性が良く、その効果を発揮しやすいといわれています。

納豆や漬物、味噌、醤油、甘酒、キムチなどが代表選手です。

植物性乳酸菌は胃酸や熱に強く、様々な菌とも共存ができたり、悪い腸内環境ででも生息できたりするために有効性が高いと見込まれているのでしょう。

善玉菌を増殖させて悪玉菌を除去するなど、しっかりと腸内環境を整える効果があるといわれています。

また、納豆とキムチの組み合わせは、植物性乳酸菌の効果が倍増するともいわれています。

納豆菌は、人間にとってよくない細菌に対しては大変強い攻撃をします。

そして、乳酸菌や常在菌、腸内の善玉菌など、我々にとってよいものに対しては増大させるパワーがあるというデータもみられます。

納豆菌を摂らない人と沢山摂る人とを比べると、乳酸菌は10倍ぐらいの違いがあります。

 

しかし、植物性乳酸菌は食べ物で体内に摂り入れても、3〜4日で体外に排出されてしまいます。

腸内環境をバランスよく維持し続けるために、毎日こまめに摂り続けていくことが大切です。

 

その他にも人由来の乳酸菌やトマト由来の乳酸菌、ハマグリからは海洋性乳酸菌が分離されているそうです。

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効果的な摂り方

先にも述べましたが、腸内環境は人により異なるため、ある人には効果があった乳酸菌でも他の人では必ず効果が現れるとはいえません。

まずは、ひとつの種類を5日間~1週間程食べ続け、腸内環境が改善されなかったり、お腹が張ったりするようであれば合わないタイプといえるでしょう。

その場合は、種類を変えて再度トライしてみて、ご自身に合った乳酸菌を探してみましょう。

 

まとめ

乳酸菌の主な働き

①腸内環境を整える

悪玉菌を追い出し、腸内バランスを整えます。

②免疫力を高める

免疫細胞の半分以上が集まっている腸の環境を整え、免疫力を高めます。

③花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを抑制する

アレルギーを持つ人の腸内細菌は、健康な人よりも善玉菌の数が少ないことがわかっています。

特に、花粉症にはビフィズス菌が効果的だとされています。

④コレステロール値を低下させる

免疫力を高め、がんや生活習慣病を予防する効果があります。

⑤美肌効果

乳酸菌の働きで腸内環境を酸性に傾けることで、腸内環境の悪化からくる肌トラブルの改善が期待できます。

また、乳酸菌入りの化粧品も出ています。

⑥精神の安定を保つ

腸と脳には密接な関係性があり、精神安定に必要なセロトニンは95%が腸で作られています。

⑦貧血を予防する効果

貧血は鉄分不足の他に、ビタミンB12が不足することによっても起こります。

乳酸菌は、腸内でビタミンB群を作り出します。

 

このように、心身ともに健康を保つには、日々の乳酸菌摂取が大切なのではないでしょうか。

免疫細胞の異常で起こるといわれているアレルギー、リウマチ、膠原病などの予防や治療にも役立っています。

また、口腔内で善玉菌のような働きをする乳酸菌も発見されています。

口腔内も“口腔内フローラ”があり、乳酸菌の働きで悪玉菌が抑制されれば虫歯・歯周病の予防だけでなく、口臭の予防にもなります。

 

生まれて間もない赤ちゃんにも、おじいちゃんおばあちゃんにも、老若男女問わず乳酸菌は必要なのですね。

 

栄養面で非常に優れているのは牛乳ですが、食事で漬物や味噌汁などを食べて植物性乳酸菌を摂り、食後にヨーグルトを食べ動物性乳酸菌も摂るなど、両者ともバランスよく日々摂り入れたいものです。

食生活の乱れや様々なストレス、運動不足や加齢などで増えてしまった悪玉菌を善玉菌に変え、腸内環境を整えて、体も心も元気にしていきましょう。

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