忙しい日の味方「カット野菜」でも本当に体にいいの?

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焼肉に居酒屋…おいしいものを食べに外食に行っても、必ずサラダは注文するという人が多いほど、日本人は野菜好き。特に女性には欠かせない食べ物です。

毎日の食事の付け合わせに、そしてダイエットにも最適な食物繊維たっぷりの野菜は毎日食べたいものですが、時には天候などの影響で価格高騰になることもありますよね。

2倍、3倍と価格が上がると家計には大ダメージです。

そんな時、みなさんどうしていますか?

 

カット野菜の人気が止まらない!その理由は?

野菜の価格高騰の時に特に注目されるのがカット野菜です。

すでにサラダ用にカットされた野菜のパックで、1種類だけ入っているものや、レタス・キャベツ・大根・にんじんなど数種類の野菜が一緒に包装されているものがあります。

スーパーやコンビニでは必ず売られていますが、ここ数年では特に人気があがり、売り場が拡大されたという店舗があるほど。

なぜそんなに人気なのか理由を探ってみましょう。

 

■手軽に食べられる

あらかじめカットされているので、まな板を汚す必要もカットする手間もありません。

お皿に盛るだけでサラダとして食べられるサイズなのが大変便利です。また、数種類の野菜が一袋に入っているものもあるので、見た目のバランスもきれいですね。

そのまま食卓に出してもおかしくない、お手軽感が主婦の間でも人気です。

 

■ロスがない

丸のままの野菜を買うと、ヘタの部分や根の部分など、どうしても廃棄しなければならない部分がでてきます。

また一人暮らしをしていると、食べきる前に悪くしてしまう…ということもあり、どうしてもロスが出がちです。

個別包装のカット野菜なら、必要な時に無駄なく食べきることができるので、一人暮らしでもロスがありません。

 

■いつでも価格が安定している

野菜が価格高騰している時でも、カット野菜は基本的に値段が変わりません。

安い物だと100円程度から。

丸のままの野菜を買うより割安になる場合があり、いつでもお財布を気にせず野菜が食べられます。

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でもどうしていつも価格がかわらないのでしょう。

不思議に思ったことはありませんか?なぜ価格高騰の時でも安く提供できるのか。入っている野菜の原産地はいったいどこなのか…。

考えれば考えるほど、価格安定に隠された秘密が気になってしまいますが、実は次のような理由があるのです。

 

なぜカット野菜はいつでも安いのか

カット野菜の金額が安定している理由として、コンビニやスーパーが、農家や加工工場などと業務提携をしていることがあげられます。

年間を通しての契約をすることで、万が一、天候などの影響で野菜の価格が高騰してしまっても、契約先に出荷するカット野菜の価格はあがらずに済むのです。

 

また、使用されている野菜の原産地は袋に記載はされていないものの、国内産のものもあれば海外産のものも含まれています。

野菜が安い時期に、安い原産地の物を、加工会社が大量に確保しているから金額が安定しているという場合もあるのです。

 

「国産だけじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

カット野菜は複数の野菜が入っており、「加工品」と分類されるため、実は原産地を袋に表示しなければならないといった義務がないのです。

なんとなく生野菜だからすべて国産かなと思いがちですが、原産地が書かれていないので、海外からの野菜が含まれている可能性もあるのです。

 

あくまでも表示の義務がないだけですので、もちろん任意で表示させているメーカーもあるでしょう。

どうしても原産地が気になる場合は、袋に産地の表示があるか確認してから購入するのがよいかもしれませんね。

 

日にちがたってもカット野菜が変色しないのは、なぜ?

ところで、うっかり食べ忘れてしまったカット野菜、そういえば日にちがたっても色が変わらないなと感じたことはありませんか?

 

通常野菜を切ると、だんだんその切り口から変色してしまいます。

それは切り口が空気に触れることにより、野菜に含まれるポリフェノールや酸化酵素が化学反応を起こすからとされています。

特にレタスは金属でも化学反応を起こすと言われており、包丁をいれただけで変色してしまうほどデリケートな野菜です。

それにも関わらず、カット野菜の色が数日たっても変わらないのはなぜなのか、ますます不思議に思えてしまいますね。実は次のような工夫や対応がされているのです。

 

■野菜のカットの仕方を工夫する

変色の原因となる、切り口からの化学反応を最小限に抑えるため、なるべくカット数を少なくする工夫がされているものがあります。

当然のことながら、切り口の面積が大きいほど傷みは早いものです。

少し大きめのざく切りにしたり、みじん切りよりも短冊切りにすることで、切り口の面積を小さくすることができます。

また、カットする刃物の切れ味をよいものにしておくことで、野菜自体へのダメージを減らすといった工夫も。

普段なかなか気づきませんが、細かな配慮がされているのです。

 

■カットした後によく洗っておく

とてもシンプルな方法ですが、カットした後に切り口をよく水洗いすることで、化学反応を起こすポリフェノールや酸化酵素を洗い流し、変色を抑えることができるようです。

空気に触れることで変色が引き起こされるので、水に浸しておくというのも方法の一つでしょう。

しかし、水洗いした後にはきちんと水滴をふき取らないと、逆に不衛生になってしまい傷んでしまいます。

水洗いをし、しっかりふき取るか、常に新鮮な水で浸しておくことで変色を防いでいる場合があります。

 

■加熱をしておく

野菜の種類によっては、カットした後に熱処理をし、それから個別包装されているものがあります。

例えばレンコンやたけのこ、ヤマイモなどのカット野菜もスーパーの売り場でよく見かけますが、それらは

一度下茹ですることで、ポリフェノールや酸化酵素の働きを弱くし、変色を抑えています。

丸のままの野菜を買って自宅で保管する際にも、この方法なら手軽に真似することができますね。

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■包装や保管における工夫

包装されている商品を見ただけではわかりにくいですが、実は包装の袋に工夫がされている場合があります。

例えば最近のパッケージには極小さな穴があいており、空気がこもらないようになっていたり、野菜を冬眠状態にさせる特殊な加工がされており、鮮度を保つ開発もどんどん進んでいます。

また出荷してから売り場に並ぶまで、一定の低温を保つことにより、野菜へダメージがかかりにくい環境を作っています。

自宅で野菜を切って保管するよりも、変色や傷みに対するさまざまな対策がとられているのがわかります。

 

■野菜を殺菌消毒しておく

ただ野菜を水洗いするだけではなく、薬品を使用した殺菌消毒をすることで、傷みの原因となる菌を除去している場合もあります。

そのような際に使用される薬品として、代表的なのが「次亜塩素酸ナトリウム」です。

漂白効果や殺菌効果があるこの薬品は、食品添加物としての使用が認められているものですが、それはあくまでも日本においてのルール。

実はヨーロッパでは食品への使用が禁止されている薬品なのです。

もちろん日本でも濃度や量は管理された上で使用されていますが、漂白剤や殺菌剤が野菜に使用されているというのはあまりイメージの良いものではありませんね。

 

薬品を利用した殺菌以外では、オゾンという酵素を使用したり、電解水を使用した殺菌方法もとられています。

薬品の使用と比較して環境や人体にも安全性が高いとされていますが、実際店頭に並ぶカット野菜にどういった殺菌作業が行われているのか、パッケージを見ただけではわからないといった点が、消費者にとって悩ましい問題です。

 

■食品添加物で変色を抑える

この方法は、消費者が一番気になるところではないでしょうか。

すべてのカット野菜がという訳ではないかもしれませんが、食品添加物を入れることで変色を防いでいるのも事実です。

具体的には「酸化防止剤」や「保存剤溶液」といったものが劣化防止には使用されています。

最近は「保存料は使用していません」とパッケージに書かれていたりするので安心かと思われがちですが、この場合、保存料は使用されていなくても酸化防止剤は使用されているという可能性は残るのです。

 

食品加工で使用した食品添加物は基本にパッケージに表示することが義務となっていますが、食品添加物が「加工助剤」として使用されている場合は、その表示が免除されることとなっています。

「加工助剤」というのは、①加工の完成前に除去される、②その食品に通常含まれる成分に中和される、③食品に含まれる量が少ない などとされるもので、カット野菜の劣化防止に使用される食品添加物は表示が免除されているのです。

 

食品添加物の使用は健康に問題ないの?

一番気になるのは、カット野菜に使用されている食品添加物は、果たして本当に人体に影響がないのか?というところです。

殺菌剤、保存料、酸化防止剤として主に食品に使用されている物質を具体的にみてみましょう。

 

・次亜塩素酸(塩素系の殺菌剤)

・トレハース

・pH調整剤

・エチルアルコール

・アスコルビン酸

・アジピン酸

 

など、ほんの一部ですが、さまざまな物質が使用されています。

これらの添加物は厚生労働省の基準により、食品に対して使用が許可されているものですので、もちろん法律上は使用の問題がありません。

しかし、そもそも日本の食品添加物に対する基準というものが、海外と比較すると低く、例えば化学合成添加物でいうとアメリカが133品目、ドイツが62品目という数字に比べ、日本は351品目が許可されているというデータも。

 

食品添加物には「発がん性」や「遺伝毒性」、「アレルギー性」などの体に有害な作用が確認されているものもあり、1つの加工食品に対して濃度や量は制限されていたとしても、人体に蓄積されていくことを考えると、やはり普段の食生活から見直す必要性がでてきます。

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しかしながら、パッケージの表示にも信頼がおけない状況で、添加物の摂取量を自分で管理していくのは大変難しく、かといって便利なカット野菜や便利なレトルト品を一切使用しないというのも、忙しい主婦にとっては無理難題に近いのではないでしょうか。

 

気になるカット野菜の賞味期限と栄養価

もう一つ、カット野菜を利用する上で気になるのが、賞味期限と栄養価についてです。

既にお話ししましたように、カット野菜は丸の野菜と比較すると傷みやすく、日持ちしにくいというデメリットがあります。

野菜の種類や切り方にもよって異なりますが、平均すると生のカット野菜の賞味期限は3~4日程度とされています。

丸のままの野菜の場合、少し傷みがでてきたらスープにしたり、炒めたりと、加熱して使用することもできるのですが、生のカット野菜の場合は、ほとんどがサラダ用に細かくカットされているので、スープな他のレシピにしにくいというデメリットも。

 

当然のことながら傷んで劣化が進めば、栄養価も下がってきてしまうので、美味しさや栄養を考えると早めに消費することが一番です。

・賞味期限が短い

・食品添加物が気になる

これらの問題がなくなれば、本当に手軽に便利にカット野菜が利用できるのに…

そう思った方に、野菜洗い専用のお水をご紹介します。

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カット野菜を安心して利用していくために
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また、スプレーすることで表面の菌を落とし、乾燥を防いでくれるので鮮度を維持してくれるという効果もあり、賞味期限が気になる方にもオススメです。

 

もっと詳しく! 食材洗い専用のお水『ベジセーフ』

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