りんご病といえば、頬がりんごのように真っ赤になる症状でよく知られています。そして、どちらかというと子供がかかるイメージが強いですよね。でも、実はこのりんご病、大人もかかることがあり、特に妊婦さんには要注意の病気なのです。りんご病とは一体どんな病気なのでしょうか?妊婦さんの注意点もご紹介します。
りんご病とは?
「りんご病」とはいったいどんな病気か、まず大枠を説明しましょう。
・正式名称は「伝染性紅斑」という
・「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスの感染で起こる病気で、空気感染する
・発症は4歳頃がピークとされ、2~12歳くらいの間に感染することが多い
・春~夏(主に4~10月頃)を中心に、4~6年ごとに流行する傾向がある
・感染していても症状がない(不顕性感染)場合も多く、気付かないこともある
・潜伏期は4~28日(平均17日前後)
・多くの場合はかかっても軽い症状ですむ
りんご病は、このような特徴を持っています。
りんご病の症状
それでは、りんご病ではどんな症状が出るのかを見てみましょう。
■風邪のような症状
紅斑が出る数日前に、鼻水、咳、倦怠感、関節痛といった風邪のような症状が出ることがあります。
■左右の頬の紅斑
左右両方の頬が「りんご」のように赤くなります。そのため通称「りんご病」と呼ばれます。赤くなった頬に発疹が出て痒みを伴うこともあり、数日~1週間ほど続きます。
紅斑は、鼻付近で繋って蝶が羽を広げたような形に見えることもあります(蝶型紅斑)。
■腕や足の網目状(レース状)の紅斑
顔の紅斑よりも少し遅れて、太ももや腕、お尻を中心に、レース状でまだらな紅斑が出ます。発疹が出て痒みを伴うこともあり、数日~1週間ほど続きます。
りんご病に大人がかかると…
りんご病は、多くは飛沫や接触による経口感染により発症します。
そのため、子供と接触の多い30代の成人女性に発症することも少なくありません。
大人がりんご病にかかると、子供とは異なる症状の場合が多く、診断が難しいと言われています。
では、その症状を見てみましょう。
・鼻水、咳、倦怠感、関節痛といった風邪のような症状は子供に比べて強くあらわれる
・りんご病を思わせるような頬の紅斑(典型的な症状)が見られることは少ない
・腕や太ももだけでなく、体幹にも発疹があらわれることがよくある
・手足の腫れや、小さな出血斑などが見られることがある
これらの症状が出ることがあります。もし自身のお子さんがかかった場合などは、自分にこのような症状があらわれていないか、チェックしてみましょう。
特に注意が必要なのは妊婦!
なぜりんご病が妊婦に要注意なのかというと、万が一母子感染してしまった場合、胎児水腫や死産が起こる可能性があるためです。
※胎児水腫とは…
ヒトパルボウイルスB19は、赤血球の元になる細胞に感染し、破壊するため、赤血球の産生が一時的に停止してしまいます。すると、胎児は重症の貧血になり、むくみを起こします。これを胎児水腫といいます。最終的に死亡することも多い病気です。
もちろん、妊婦が感染したからといって、必ずしも胎児の感染や異常に結びつくわけではありません。しかし、感染してしまった妊婦の約1割は、残念ながら胎児水腫や死産に至るようです。
妊婦の感染が疑われる場合は、慌てずに産婦人科を受診し、超音波検査で胎児の状態を確認、そして厳重に観察してもらうようにしてください。
予防法としては、りんご病は空気感染でうつりますから、日頃から手洗い、うがい、マスクなどが有効です。そして、できるだけ風邪のような症状のある人に近づかないのが一番です。
すでにお子さんが1人以上いて、2人目以降を妊娠中の妊婦さんは、ご自身と上のお子さんの様子にも日頃から十分気を付けるようにしてください。
りんご病の合併症
りんご病を発症した際に起こる合併症があるのでしょうか。見てみましょう。
■関節炎・関節リウマチ関節炎・関節リウマチ
これらは大人がりんご病にかかった際に多く引き起こすことがあります。
■貧血発作
持病で「溶血性貧血」の人は、りんご病に感染することで急激に貧血が進み、「貧血発作」が起こすことがあります。
■血小板と顆粒球の減少
「血小板」と、白血球の一部である「顆粒球」が減少することがあります。血小板が減少すると血が止まりにくくなり、白血球が減少すると免疫力が低下してしまいます。
りんご病の治療法
最初にお伝えしたように、りんご病は「ウイルス性の感染症」です。ウイルス性の感染症に効く薬はないため、基本的には症状を和らげる対症療法を続け、自然治癒を待ちます。
対症療法としては、発疹のかゆみを抑える抗ヒスタミン剤や、関節痛を和らげる鎮痛剤が処方されます。
治るまでの過ごし方としては、
・お風呂で長く温まると痒みが強くなる可能性があるので、入浴は短時間で済ませる
・日光に当たったり、運動をすることも同様に痒みが強くなるため、紅斑(発疹)が引くまでは室内で安静に過ごすようにする
これらに気を付けて過ごしましょう。
また、病院を受診して「りんご病」と診断がつく紅斑(発疹)出現時には、すでに感染力はなくなっているため、通学・通園をひかえる必要はありません。
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