「遺伝子組換え食品」は、誰しも聞いたことがある言葉だと思いますが、いつも付きまとうのが「安全性」の問題です。気にはなっているけど、具体的には何が問題なのかよく分からないし、今更聞けない…という方も多いのではないでしょうか。
遺伝子組換え食品にはどういったものがあるのでしょうか?
そのメリットや危険性についてまとめてみました。
遺伝子組換えとは?
人間は長い歴史の中で、これまでにも自然現象としての遺伝子組換えを行ってきました。これはいわゆる農作物などの「品種改良」にあたります。
例えば、米の「コシヒカリ」は、その元をたどると7品種の米にたどり着きます。従来の品種改良とは、異なる品種を掛け合わせることで遺伝子を組換え、よりおいしく、より有用な植物や動物を作ることです。
しかし、これには言うまでもなく、膨大な時間と手間がかかります。
そこで考え出されたのが、現代の遺伝子組換え技術です。微生物や植物などから「役に立つ」性質を持つ遺伝子のみを取り出して、植物の細胞の遺伝子に組み込み、新しい性質を持たせるというものです。
遺伝子組換え食品にはどういったものがあるの?
日本で安全性が確認され、販売・流通が認められているのは食品8作物(309品種)、添加物11種類(24品目)です(2016年10月現在)。
ここでは、私たちの生活により深く関係する食品8作物について見てみましょう。
(遺伝子組換えにより付加した性質ごとに並べているので重複があります)
■特定の除草剤では枯れない作物
・大豆
・なたね
・とうもろこし
・わた
・てんさい(砂糖大根)
・アルファルファ
■害虫に強い作物
・じゃがいも
・とうもろこし
・わた
■ウイルス病に強い作物
・じゃがいも
・パパイヤ
■特定の成分(オレイン酸など)を多く含む作物
・大豆
遺伝子組換え食品のメリットと危険性とは?
上記からも分かるように、現在の遺伝子組換え食品というと、農薬や害虫に強いものが中心となっています。
ここでは、遺伝子組換え食品としてよく知られている「とうもろこし」を例にとり、そのメリットと危険性を見てみましょう。
遺伝子組換え食品のとうもろこしには、土壌細菌に含まれる殺虫性たんぱく質の遺伝子が組み込まれています
この殺虫性たんぱく質の遺伝子は、Bt-トキシンという物質を作り、蝶やガなどの幼虫の消化器に入ると毒物となって幼虫を殺すという性質を持っています。そのため、遺伝子組換え食品のとうもろこしをかじった害虫は死んでしまうのです。
これが「害虫に強い」性質の仕組みです。
今の日本では、まだ国内で栽培された遺伝子組換え作物は流通していませんが、外国からは輸入されていて、加工食品の原材料として使われています。
ここまで述べたことから、遺伝子組換え食品のメリットと危険性を並べると、
■メリット
農薬をまく回数が少なくなるので農作業の負担が軽くなり、生産コストを削減することができます。
また、最近では、乾燥や寒さなどの厳しい気候の中でも元気に育つ作物、特定の成分の含有量を高めた作物などの研究・開発が進められているので、今後はメリットも増えていくものと思われます。
■危険性
・人間の体に害はないのか?
遺伝子組換えで導入される異種の遺伝子やその生産物は本当に安全なのでしょうか?
例えば、Bt-トキシンを含むとうもろこしを特定の害虫が食べると死にますが、その仕組みは、害虫の消化管がアルカリ性のために作用を発揮するものです。人の胃は酸性で、消化管にBtタンパク質の受容体もないので、人が食べても影響はないと言われています。
しかし、組換えの過程で全く新しい遺伝子が生まれたり、これまでは影響のなかった遺伝子が活発になることで有害となったりアレルギーを発症してしまうといった可能性は考えられないのでしょうか。
これに対し、厚生労働省では、導入する遺伝子の性質がはっきりしており、他の性質が従来品種と変わらなければこれまでの種類と同等とみなすという「実質的同等性」という概念を示しています。
・生態系に害を及ぼすのではないか?
特定の除草剤では枯れない作物の導入遺伝子が、花粉により他の雑草などへ運ばれてしまった場合、除草剤の効かない雑草が急激に増える危険性があるのではないでしょうか?
また、害虫に強い作物が、対象とする害虫以外にも影響を及ぼしてしまった場合、長い目で見ると生態系を乱すこともありうるのではないでしょうか?
いかがでしたか?
遺伝子組換え食品は、まだ流通し始めてからの歴史が浅く、遺伝子組換え先の遺伝子にどのような影響があるのかを確実に予測することができません。
その是非を見極めるにはまだ時間が必要なのかもしれません。
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